築地日記 vol.3 『「す組」「魚河岸会」二大巨頭のおふたりとの出会い』|思い付きが書籍になるまでの義理と人情の物語
築地日記
ーあれよあれよと、思い付きが書籍になるまでの義理と人情の物語。
忘れぬうちにここに記すー
市場の中の小さな神社で祭事があるっぽい。
市場の中には小さな神社があるのは知っていたが、
その時はまだよく分かっていなかった。
祭事を撮影したく、勢い余って親方風な方に声をかける。
最初に声をかけたのが、築地の街を守る「す組」の副組頭。
副頭から紹介されたのが市場の重鎮「魚河岸会」の会長。
撮影初期に二大巨頭のおふたりに出会った日だった。
物語の偶然はここから次々と始まる。
つづく
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著者プロフィール
クリエイティブディレクター
アートディレクター
杉山圭
株式会社ユナイテッドデザイン 代表取締役
同社 文化人類デザイン研究室 室長
アートディレクター
杉山圭
株式会社ユナイテッドデザイン 代表取締役
同社 文化人類デザイン研究室 室長
1967 年静岡県生まれ。インテリアデザイン会社、建築設計事務所を経て、1998 年に株式会社ユナイテッドデザイン設立、主に建築・地域・都市計画、環境計画におけるグランドデザイン、コンセプトの構築及びデザイン・基本設計、アートディレクション、デザインコンサルティング業務。様々なプロジェクトにおいて、文脈と類推(自然環境、風習、風俗、地理、歴史、現象、人物、生活、社会、テクノロジーの推移等からなる)をフィールドワークから考察してコンセプト立案及び横断的なデザイン制作。また、“文化人類学”を学問としてではなく“デザイン”として捉える新しいデザインカテゴリー『文化人類デザイン®︎』を提唱する。2016 年にユナイテッドデザイン内に研究室を置きアノニマスデザインの概念の再構築とその実現を目指し、ルポルタージュとアートの接点を模索し活動。